【福岡県版】飲食店・小規模食品事業者のHACCPとSSOP｜プラウト行政書士事務所 | 【福岡版】食品営業許可とHACCP

HACCPの導入によって衛生計画書の作成・記録に加えて、「SSOP（衛生標準作業手順書）」の作成が大切になりました。「SSOP（衛生標準作業手順書）」は、一般衛生管理の作業手順を定めたものです。

ここでは、福岡のHACCPコンサルタント・行政書士が飲食店や小規模事業者のための「SSOP（衛生標準作業手順書）」の作成について分かりやすく解説します。

HACCPとSSOP（衛生標準作業手順書）の関係について

「SSOP（衛生標準作業手順書）」は、一般衛生管理のポイントを適切に管理するための手順書のことです。

「SSOP（衛生標準作業手順書）」は、HACCPが機能するための前提です。

飲食店や小規模事業者のHACCPでは、事業所に必要な「SSOP（衛生標準作業手順書）」を作成することをすすめられています。

特に、食品接触面の衛生管理作業の標準化は、食品事故の予防に効果的です。

「SSOP（衛生標準作業手順書）」は一般衛生管理のポイントの手順書（マニュアル）なので、「作業担当者」「作業内容」「実施頻度」「実施状況の点検及び記録の方法」を記載します。

「SSOP（衛生標準作業手順書）」作成のポイントは、「自主的・具体的・客観的」に記載し「５W１H」を盛り込むことが大切です。

「SSOP（衛生標準作業手順書）」は、事業所の衛生管理方法を「自主的」に作ります。

「自主的」に作らなければ、「SSOP（衛生標準作業手順書）」は機能しません。

「SSOP（衛生標準作業手順書）」は、衛生管理の方法を「具体的」に記載します。

「SSOP（衛生標準作業手順書）」は、従業員の教育訓練に使用します。

「SSOP（衛生標準作業手順書）」は「客観的」であることが必要です。従業員は、手順書（マニュアル）通りに作業し、点検・記録します。

手順書（マニュアル）と従業員の作業が一致することを点検します。

「SSOP（衛生標準作業手順書）」は「Why（なぜ）」「Where（どこで）」「What（何を）」「When（いつ）」「Who（誰が）」「How（どのように）」を盛り込みます。

「SSOP（衛生標準作業手順書）」に「５W１H」を盛り込むと具体的な手順書（マニュアル）が完成します。

「SSOP（衛生標準作業手順書）」の具体的な項目は次の通りです。このほか、交差汚染や2次汚染などの項目もあります。

飲食店・小規模事業者は、事業所に必要な項目の「SSOP（衛生標準作業手順書）」から作成しましょう。

「SSOP（衛生標準作業手順書）」は、手順書（マニュアル）通りに作業し、点検・記録します。

「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」の「重要管理のポイント」の管理方法と同様に、「SSOP（衛生標準作業手順書）」は「一般衛生管理のポイント」の管理方法を意味します。

「SSOP（衛生標準作業手順書）」の点検・記録は、一般衛生管理を適切に実施した証拠になります。

「SSOP（衛生標準作業手順書）」が事業所に定着するには、従業員の教育訓練が必要です。

「SSOP（衛生標準作業手順書）」通りの作業が必要な理由を伝えることで、手順書（マニュアル）通りの衛生管理ができるようになります。

「SSOP（衛生標準作業手順書）」の作成や衛生教育訓練は、HACCPコンサルタントが行えば効果が高まります。

「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」の改善は、食品衛生法の営業許可更新とも関係します。

HACCPコンサルタント・行政書士は、飲食店・小規模事業所の「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」や営業許可の相談を受けています。

食品営業許可やHACCPのお問い合わせは、以下からお願いします。お急ぎの場合の電話相談（092-516-7297）